「ベイビーわるきゅーれ」考察と感想

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阪元裕吾監督による2021年7月公開の映画「ベイビーわるきゅーれ」

主人公は高校卒業を間近に控える杉本ちさと「高石あかり」と深川まひろ「伊澤彩織」 殺し屋という裏の顔がありながらも、社会人として自立を求められて困る二人。

そんな二人が上手くいったりいかなかったり、成長したりしなかったり色んな経験を通して大人になっていくストーリーです。

今回の記事では「ベイビーわるきゅーれ」の考察と感想をまとめました。

目次

ベイビーわるきゅーれ 考察と感想

対照的な二人

バイトをクビになってもすぐに次の仕事を見つけてくるちさとは、切り替えが早く上手くいかなかったことを悔やんだりしません。暴力性を秘めていますが社交的なので、職場になじむスピードも早いです。

一方のまひろは極度のコミュ障で人見知り。ちさとに頼んで一緒に行ったメイドカフェでの面接もちさとは即採用、まひろは体験入店になってしまいます。店長の指示通りコップの水に向かって「萌え萌えキュン♡」がどうしても言えなかったからです。

二人の対照的な部分や個人の二面性はありますが、何とか協力しあって社会に馴染んでいく。そのプロセスが面白いんですよね。ずぼらでがさつなところや食の好みも似ているし、生活のペースが合っているのか楽しそうです。

素直さと正直さ

バイト初日の歓迎会で、盛り上がる話の輪に入れないまひろは途中一人で帰ってしまいます。

社交的で皆の中心にいるちさとに嫉妬し心ないことを言ってしまい、翌朝二人は険悪なムードに。

このバイトがきっかけとなり、まひろは社会に馴染めない自分を知り、向き合う必要もないことに気付きます。無理なものを無理と認めて、自分を矯正したり、ポジティブな自分に作り変えようとしないところがまひろらしいです。

まひろは自分に合わないことを無理して頑張って続けることはしません。

そんなまひろにとってちさとは大事な存在のようで、態度が悪かったことを素直に謝ります。このときのちさととまひろのやりとりが、とっても可愛いんですよ。

素直に正直に相手と接していくことでまひろの殻が壊れていくようなシーンでした。

総合評価&あらすじ

総合評価

殺し屋としてお金には困らない生活をしているのに、バイトをしなければならず何とかやっていこうとするが失敗続きのちさととまひろ。

そんなある日、ちさとがバイトするメイドカフェに、ヤクザの浜岡親子が訪れます。

最初は新ビジネスのためにと楽しんでいる様子でしたが、ちさとの先輩姫子の失敗に激昂します。

浜岡親子に店をジャックされますが、たまたま居合わせたちさとに射殺され、娘のひまりに恨みを買われることに。

まひろはちさとを連れてひまり一派との対決に向かいます。

みんなの評判は?

まとめ

今回の記事では「ベイビーわるきゅーれ」の主人公、ちさととまひろについての考察と感想をまとめました。

殺し屋としてのアクションシーンも見どころなのですが、社会不適合者の二人がくだらないことで笑ったり、愚痴ったりする日常のシーンも面白んですよね。

色んな視点で楽しめる作品だと思います。おすすめですよ。

それでは、次の記事でお会いしましょう!

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