2013年に刊行された中條ていの短編小説「アイミタガイ」が黒木華主演で映画化されました。
「アイミタガイ」=「相身互い」とは誰かを思ってしたことは、やがて巡り巡って他の誰かを救っている。人との繋がりを描いたヒューマンストーリーです。今回の記事では三重県桑名市のロケ地を紹介します。
「アイミタガイ」ロケ地
近鉄桑名駅
JR東海の関西本線、近鉄の名古屋線、養老鉄道の養老線の3路線が乗り入れています。
梓や梓のお父さん、澄人の通勤シーンなどで使われていました。
三重県桑名市東方
旧桑栄メイト前
かつて三重県桑名市桑栄町にあった複合ビル。2020年に老朽化のため全館閉鎖され立ち入り禁止になりました。駅とビルを繋ぐペデストリアンデッキがロケで使われています。
三重県桑名市桑栄町2
寺町商店街
桑名市に古くからある商店街。毎月3と8のつく日の朝市では多くの人で賑わいます。
梓と澄人の待ち合わせで使われたベンチがあります。
三重県桑名市北寺町45 桑名駅より徒歩約10分
歴史を語る公園
江戸の日本橋から京都の三条大橋に至る東海道五十三次をモチーフにしてつくられた公園です。中学時代の叶海が写真撮影をしていました。
三重県桑名市片町129 寺町商店街より徒歩約7分
レストランROCCA
国の重要文化財、六華苑に隣接したフレンチレストラン。広い庭園を眺めながら食事が出来ます。結婚式の披露宴やパーティーなどでも使われます。
映画では梓と叶海、澄人のシーンで登場しました。
三重県桑名市太一丸22-4
総合評価&あらすじ
総合評価
ウェディングプランナーとして働く梓(黒木華)のもとに、ある日親友の叶海(藤間爽子)の訃報が届く。彼女の死を受け入れられず、交際相手の澄人(中村蒼)との結婚に踏み切れない、生前の叶海のスマホにメッセージを送り続ける梓。
同じころ、叶海の両親の朋子(西田尚美)と優作(田口トモロヲ)はとある児童養護施設から娘あてのメッセージカードを受け取ることに。遺品のスマホに溜まっていたメッセージがあることを知ります。
一方で、金婚式を担当することになった梓は、叔母の紹介でピアノ演奏を頼みに行ったこみち(草笛光子)の家で、中学時代の叶海との記憶を思い出します。
みんなの評判は?
やっと行けた
— ゆいな (@PKYPTdjIWAC3td4) November 19, 2024
ここの待ち合わせのシーン好き
#アイミタガイ pic.twitter.com/F2EGdOd2Gp
ロケ地巡り(4)
— こうちゃん🎶🎻🎹🥁🎤🎷🎺🎸🎶 (@pixy1106) November 6, 2024
旧桑名駅のペデストリアンデッキと階段
📷1〜3
何度も何度も登場(今は上れない)
📷1📷3 黄色い「餃子の新味覚」🥟の広告は、叶海と父(田口トモロヲ)が会うシーンでチラッと見える
📷4
在りし日のペデストリアンデッキ#アイミタガイ #物語の舞台は桑名 #黒木華 #中村蒼 #藤間爽子 pic.twitter.com/BiksfD1Uer
私も見てからロケ地に直行です😚
— すなさん (@sunasankoukuru) November 4, 2024
もうひとつ、素敵なとこ有ります。
梓が叶海や澄人と食事をしていたところ
レストランROCCA
映画でも、チラッと六華苑が見えます😊
ここは目黒蓮さん主演の映画『わたしの幸せな結婚』のロケ地でも有りました pic.twitter.com/k2sjAQVufs
こんな人にオススメ
登場人物のそれぞれの物語が最後に繋がっていくのですが、この映画は悪い人が一人も出て来ません。
叶海の父、優作が「善い人間しか出てこない小説は嘘くさいと思っていたけど、いまはそういうものを信じたい」という場面があります。
誰のなかにも「善い人間であろうとする心」があるような気がするし、私もそんな世界を信じてみたいと思いました。
映画を観たあとで、色んな人との出会いや経験があっていまの風景が見えているんだと改めて気づきました。不思議な気持ちになる映画です。
日々の慌ただしさに疲れている人や温かい気持ちになりたい、そんな人にオススメします。
まとめ
今回の記事では映画「アイミタガイ」のロケ地を紹介しました。
休みの日には聖地巡礼に訪れる人もいるようです。
では、次の記事でお会いしましょう!